2019年10月4日金曜日

イメージ

クルマを限界まで速く走らせるためには、針の穴を通すような正確な運転操作が必要だ。
その正確な運転操作のために大事なのが、正確かつ詳細な走行のイメージである。
例えばブレーキングポイントやエイペックスの位置のように目印をつけられるものだったり、言葉では説明しにくいステアリングの切り方やペダルの微妙な踏み加減、細かなライン取りなどが含まれる。

あやふやなイメージしかない状態では、実際の走行も周ごとにバラバラになってしまいペースを上げることができない。
逆に、正確なイメージを持っていれば、例え先の全く見えないブラインドコーナーでさえも、タイヤの限界を引き出し続けながらキワのキワまでコース幅を使うようなコーナリングを毎ラップのように繰り返すことが可能になる。